傾いたカメラが印象を歪める「ダッチアングル」の罠
ある時期から、高市さんのニュース映像や写真に違和感を覚えた人はいないでしょうか。
それまで「有力な総理候補」として報じられていた彼女のイメージが、急に冷たく、時には意地悪そうに見えるものに変化しました。
その背景には、偶然ではなく、明確な“意図”があった――。
この記事では、元NHK職員の立花孝志さんの証言をもとに、テレビや新聞がどのように「世論を作り」「政治家をコントロールするか」を掘り下げていきます。
いつの間にか「印象」が変わった理由
報道写真の中には、被写体をわざと斜めに撮る「ダッチアングル」という技法があります。
この撮り方を使うと、人は無意識に「不安」や「違和感」を覚えるといわれています。
作家の百田尚樹さんも指摘しているように、高市さんが注目され始めた時期から、この“斜め写真”が不自然に増えました。
偶然ではなく、見る人の心にネガティブな印象を植えつけるための演出――。
メディアの「見せ方」は、無意識のうちに私たちの感情を操る力を持っているのです。
カメラ専門家が断言!“高市下げ”で物議のNHK「ダッチアングル」問題
「支持率下げてやる」――記者の口から漏れた本音
さらに衝撃的なのは、実際に記者の本音が録音されていたことです。
高市さんの記者会見前、共同通信のカメラマンが同僚にこう漏らしていたといいます。
「支持率下げてやる。高市さんの支持率が下がる写真ばかり出すぞ」
もはや報道ではなく「政治への介入」です。
ニュースが公平な記録ではなく、意図的な“印象操作の道具”として使われている現実を、私たちはもっと意識する必要があるのです。
テレビは「核兵器より強い洗脳装置」
立花孝志さんはこう語ります。
「テレビは国民を洗脳する装置です。テレビは核兵器に勝る武器です。」
刺激的な言葉ですが、これは立花さんの個人的な主張ではありません。
NHK内部でも、「テレビは核兵器に勝る武器。その影響力を自覚して使え」と、記者たちに言い聞かせていたというのです。
つまり、テレビ業界自身が、自分たちの持つ力――人々の意識を変える“世論操作装置”としての威力――を十分に理解しているのです。
NHKが「巨人戦放映権」に2倍の金を払った理由
報道の世界は“正義”や“中立”だけで動いているわけではありません。
立花さんがNHK職員時代、こんな疑問を上司にぶつけたといいます。
「なぜ、巨人戦の放映権を日本テレビの2倍も払って買うのか?」
その答えは驚くべきものでした。
「読売新聞にNHKの批判を書かせないためだ」
つまり、1000万人の読者を持つ読売新聞に“口をつぐませる”ための「戦略的支払い」なのです。
報道機関同士が互いに利益を守り合う構造が、国民の“知る権利”を歪めているのです。

「嘘はつかないが、真実を隠す」報道の手口
立花さんが最も強調するのは、メディアが「嘘をつく」のではなく「真実を隠す」ことです。
「立花に不利なことは報道するけど、有利なことは一切報じない」
たとえば彼が書類送検されたことは全国ニュースになりましたが、「最終的に不起訴になった」ことは、ほとんど報じられませんでした。
また、ジャニー喜多川氏の性加害についても、長年にわたり事実を知りながら沈黙していたのです。
これは「報道しない自由」という名の、最も強力な世論操作の手段なのです。
【立花孝志】NHKが隠している高市総理を潰そうとした本当の理由
結論:テレビが作る“現実”を鵜呑みにしていないか
ここまで見てきたように――
・ダッチアングルによる印象操作
・支持率を下げると語る記者
・メディア間の金銭的癒着
・意図的な「真実の隠蔽」
これらはすべて、メディアが単なる“報道者”ではなく、政治を動かす「プレイヤー」であることを示しているのです。
高市さんとメディアの知られざる攻防
高市さんがメディアの“聖域”に踏み込んだとき、その反撃が始まりました。
立花さんが先輩から言われた言葉が、この構図をよく表しています。
「政治家の悪い顔、悪い発言だけを切り取れば、総理大臣なんて簡単に変えられる」
私たちは今、「テレビが見せる現実」だけでなく、その裏側に潜む“意図”を読み解く力を持たなければならないのです。
それが、情報社会を生き抜くための本当のリテラシーなのです。



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